胃癌のうち、胃粘膜の表面に現れずに広がっていく胃癌です。スキルス胃癌とも呼ばれます。
データの信頼性 | |
---|---|
アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
びまん性胃癌とは?
びまん性胃癌はスキルス胃癌とも呼ばれる珍しいタイプの胃癌です。通常の胃癌は胃の粘膜の表面にこぶなどを作りますが、びまん性胃癌では胃の壁の中を染み渡るように広がっていきます。発見も治療も難しいタイプの胃癌です。症状は通常の胃癌や胃炎・胃潰瘍と変わらず、胃痛・胸焼け・吐き気・食欲不振に留まります。そのため、症状が出なくても検診を受けることが早期発見のために重要です。同じく治療が難しい胃癌に未分化癌というものがあり、しばしばびまん性(スキルス)胃癌と混同されますが、異なるものを指します。
びまん性胃癌の遺伝的傾向を調べてみませんか?
遺伝子解析サービス ジーンクエスト ALL では、びまん性胃癌を含む、 350項目以上の健康リスクと体質の遺伝的傾向を知ることができます。
データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。