
子宮頸部に発症する癌です。子育て世代に多いことから「マザーキラー」ともよばれます。 ※女性に特有の健康リスク項目ですが両性とも表示されます。
データの信頼性 | ![]() |
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アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
子宮頸癌とは?
女性の子宮頸部(子宮の入り口)に発生する癌です。主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が発端となります。HPVは多くの人が感染する一般的なウイルスで、通常は感染しても排除されるといわれていますが、感染が続く場合、異形成(癌になる前の変化)や癌が発生すると考えられています。罹患者は20歳代から急激に増え、30-40歳代で発症のピークとなります。早期に発見すれば回復の可能性が高い癌ですが、異形成の段階では症状がなく、進行すると治療が難しいため、定期検診がとても大切です。
国立国際医療研究センター研究所や国立感染症研究所をはじめとする研究チームは、合計約1万2000人の日本人及び中国人集団を対象として、子宮頸癌の発症と遺伝子の関連について解析と再現性の確認を実施しました。その結果、既に関連が認められていた領域だけでなく、これまで報告のない新規の遺伝子座が複数特定されました。
※この項目は女性に特有の健康リスク項目ですが、遺伝子型は両性とも解析可能なため男性の場合にも表示しております。男性のお客様は、もし女性であったならこのようなリスクがあったとお考え下さい。

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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
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当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。