関節リウマチを罹患している人の股関節の骨折リスクに関する項目です。
| データの信頼性 |  |
|---|---|
| アジア系集団での研究 | あり（日本人を含む） |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
関節リウマチ患者における股関節骨折リスクとは？
関節リウマチは関節に炎症が生じる全身性の自己免疫疾患ですが、炎症に伴い放出されるサイトカインという物質が骨の破壊を誘導することや、一部の治療薬が骨に悪影響を与えること、全身の痛みによって運動量が減ることなどから、通常の2倍も骨粗鬆症を発症しやすいといわれています。弱い力でも骨折しやすいため、股関節（大腿骨頸部）の骨折リスクも1.7~2倍程度高くなっていますが、高齢者が股関節を骨折した場合、寝たきりや要介護状態になるリスクも高くなります。
関節リウマチ患者における股関節骨折リスクの遺伝的傾向を調べてみませんか？
遺伝子解析サービス ジーンクエスト ALL では、関節リウマチ患者における股関節骨折リスクを含む、 350項目以上の健康リスクと体質の遺伝的傾向を知ることができます。
データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を２つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。
