原発開放隅角緑内障のうち、眼圧が正常値でも発症する緑内障です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
正常眼圧緑内障とは?
眼圧が正常値であるにもかかわらず発症する緑内障を、「正常眼圧緑内障」といいます。日本人の原発開放隅角緑内障のうち9割以上が正常眼圧緑内障といわれています。原因ははっきりとはわかっていませんが、視神経が弱い・血流が少ないなどの眼圧以外の原因があるか、あるいは正常値であってもその人の眼にとっては眼圧が高いため、視神経が障害されていくと考えられています。
理化学研究所及び東北大学の研究チームは、原発開放隅角緑内障と診断された患者7,000人以上と対照者3万6,000人以上の日本人集団を対象に、原発開放隅角緑内障発症と遺伝子の関連について調査し、複数の関連する遺伝子座を特定しました。得られた結果から、さらに高眼圧緑内障と正常眼圧緑内障により強く関連する遺伝子座を調査したところ、特に正常眼圧緑内障に関連する遺伝子座が見出されました。
この項目では、正常眼圧緑内障の罹患リスクについて表示しております。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。