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健康リスク
SARS(重症急性呼吸器症候群)に感染した場合の症状に関する項目です。
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あり |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
SARS(重症急性呼吸器症候群)は、2002年11月の中国広東省での報告を発端に、2003年7月に終息するまで8ヶ月の間、32の地域と国にわたり流行した感染症です。
主に飛沫感染あるいは接触感染によりヒト-ヒト間に伝播すると考えられ、症状としては、まずインフルエンザに似た症状(発熱、悪寒戦慄、筋肉痛など)が発症、その次の週には非定型肺炎へ移行し、咳や呼吸困難、水様性下痢などに遷移しました。発症者の約20%が重症化し集中治療を必要としましたが、約80%はその後軽快したといわれています。
炎症による組織の破壊等に伴い放出される物質に、血清LDH(乳酸脱水素酵素)がありますが、SARSにおいても重症者で高い値を示す場合があり、呼吸促迫(急速な呼吸不全)などの症状の悪化との関連を示唆する報告もあります。
2003年の2月から3月に香港・台湾でSARSと診断された患者を対象として、各患者の遺伝子型とSARSウイルス感染後の血清LDHレベルについての関連研究が行われました。この研究から、SARSに感染してもLDHレベルが低い、特に症状悪化リスクが低いと予測される遺伝子型が見出されています。
本項目は、遺伝子型とSARS感染後の症状の悪化リスクに関する情報です。
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