健康リスク

COVID-19重症化(炎症反応)

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)における、炎症反応(血液凝固を含む)に伴う重症化リスクに関わる項目です。

データの信頼性 4
アジア系集団での研究 なし

※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。


COVID-19重症化(炎症反応)とは?

≪重要≫
この項目でリスクが高くても、現在ウイルスに感染しているという意味ではありません。
また表示された結果は、あくまでも遺伝子型ごとのリスクの傾向を示しており、結果に関わらず必ずしも感染・発症・重症化するという意味ではございませんので、ご注意ください。
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COVID-19(新型コロナウイルス感染症)については様々な特徴が報告されていますが、なかでも、血液の異常凝固からの血栓症(深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞など)を併発する頻度が高いことが指摘されており、症状の悪化や重症化に影響を及ぼすことがわかってきました。若年患者や軽症患者であっても急速に症状が悪化する事例も報告されていますが、これも血栓症との関連が示唆されています。

アメリカ、コロンビア大学のある研究グループは、「補体系・血液凝固系」と呼ばれる、相互に関連しながら炎症反応(生体防御反応の一つ)に携わる一連の遺伝子に限定し、COVID-19患者におけるその遺伝子型と、重症化・重篤化(人工呼吸器やECMOの使用や死亡)との関連解析を実施しました。その結果から、個人がもつ遺伝子型と補体系・血液凝固系を介しての重症化・重篤化に関連する遺伝子型が見出されています。

この項目では、炎症反応(血液凝固を含む)に伴うCOVID-19重症化リスクに関して表示しています。


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データの信頼性とは

★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。

★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。

★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。


当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。

マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。

アジア系集団での研究とは

研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。

この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。

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