アキレス腱が炎症を起こすリスクに関する項目です。
| データの信頼性 |  |
|---|---|
| アジア系集団での研究 | なし |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
アキレス腱炎とは？
アキレス腱炎は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨を結ぶ丈夫な腱である「アキレス腱」に炎症を起こした状態をいいます。ふくらはぎ～かかとの後ろに痛みや腫れの症状が出ることがあります。走るときなどの動き、つまり、足の裏を地面につけた状態から、つま先立ちに引き上げるという動きに関与しているため、特にランニングなどの運動選手に多くみられます。
英国および南アフリカの研究チームは、ヨーロッパ系集団において、アキレス腱周辺の病理症状を有する計114人の被験者と98人の健常対照者を対象にし、軟骨成分等のタンパク質分解に関与する「MMP3」の遺伝子多型に注目して関連解析を行いました。その結果、遺伝子型によってはアキレス腱炎の起こりやすさに違いがあることが示唆されました。
この項目は、アキレス腱が炎症を起すリスクについて遺伝的な関連を表示しております。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を２つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。
