原発開放隅角緑内障のうち、眼圧が高値となり発症する緑内障です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | なし |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
高眼圧緑内障とは?
高眼圧緑内障は、原発開放隅角緑内障のうち、眼圧が正常値を超える高値となる場合を指します。「狭義の原発開放隅角緑内障」とも呼ばれます。一般に緑内障は高眼圧の状態が続くことが視神経にダメージを与え、視神経線維が障害されて減ることで視野が欠けていく疾患と考えられていますが、日本人では眼圧が正常値を超える緑内障の患者は少なく、ほとんどの患者の眼圧は正常値を示すといわれています。
中国上海医科大学、復旦大学等の研究グループは、漢民族(中国人)の開放隅角緑内障患者1,157人と対照者934人を対象に、世界各国で既に報告のある13の遺伝子型について、開放隅角緑内障全体と高眼圧・正常眼圧のサブグループに分けての関連解析を行いました。その結果、高眼圧緑内障においても特に関連する遺伝子型が特定されました。
この項目では、高眼圧緑内障の罹患リスクについて表示しております。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。