脂質異常症のうち、血中のLDL(悪玉)コレステロール濃度が高くなるものです。LDLコレステロールは動脈硬化の最も強力な危険因子です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
※この解析結果は、ポリジェニックスコアを採用しています。
脂質異常症(高LDLコレステロール血症)とは?
脂質異常症は、血液中の脂質の濃度が異常値を示す病気の総称です。血中脂質のうち血中LDL(悪玉)コレステロール値が140mg/dL以上となる場合、「高LDLコレステロール血症」とされます。
コレステロールは細胞膜や神経・脳の細胞・胆汁、また様々なホルモンやビタミンDの合成にも必要となる重要な物質で、運び屋となるLDL(低比重リポタンパク質)と結合して全身に送り出されます。しかし増えすぎたLDLコレステロールは血管壁にコレステロールを蓄積し、脳梗塞や心筋梗塞をまねく動脈硬化を強力に進行させます。通常、血中濃度は男性のほうが女性よりやや高めですが、女性は閉経後に高くなることが知られています。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。