胃酸などが胃から逆流することで食道粘膜障害や胸やけ・呑酸を生じる疾患です。
| データの信頼性 |  |
|---|---|
| アジア系集団での研究 | なし |
※リスクが高くても必ず発症するわけではありません。また、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。
胃食道逆流症とは？
胃食道逆流症は胃酸を含んだ胃の内容物が食道に逆流して、胸やけや呑酸（口腔内へ苦味や酸っぱみが上がってくる症状）が引き起こされる疾患で、食道粘膜の障害を伴う「逆流性食道炎」と症状のみがある「非びらん性逆流症」に分けられます。食道の下部が長期にわたって逆流にさらされると、食道の表面を覆う細胞が変化を起こした「バレット食道」や、さらに進んだ「食道腺がん」を引き起こすことがあります。
オーストラリアQIMR Berghofer医学研究所をはじめとする研究グループは、ヨーロッパ系集団約38万5000人を対象に、胃食道逆流症と遺伝子の関係を解析しました。その結果、胃食道逆流症に関連する遺伝子型が複数見出されています。
この項目では、胃食道逆流症発症の遺伝的リスクについての情報を表示しております。
胃食道逆流症の遺伝的傾向を調べてみませんか？
遺伝子解析サービス ジーンクエスト ALL では、胃食道逆流症を含む、 350項目以上の健康リスクと体質の遺伝的傾向を知ることができます。
データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を２つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。
