体質

短距離選手タイプ

速筋線維と遅筋線維のどちらが多いか、短距離走者とマラソンランナーどちらのタイプであるかに関する項目です。

データの信頼性 4
アジア系集団での研究 なし

短距離選手タイプとは?

筋線維は大きく分けて速筋線維と遅筋線維の2種類があります。速筋線維は酸素を用いずに糖質を分解してエネルギーを産出する解糖系代謝が発達しており、短距離走者など瞬発力が必要なスポーツ選手は速筋線維が多いといわれています。遅筋線維は酸素を用いて糖質や脂質を分解してエネルギーを産出する酸化系代謝が発達しており、マラソン走者など持久力が必要なスポーツ選手は遅筋線維が多いといわれています。筋線維の構成に遺伝子が寄与していることが知られており、その中の一つにACT3遺伝子があります。この遺伝子変異は健康に全く影響を与えませんが、速筋線維・遅筋線維どちらが多いかに影響を与える可能性があります。


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データの信頼性とは

★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。

★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。

★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。


当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。

マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。

アジア系集団での研究とは

研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。

この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。

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