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光くしゃみ反射とは、光に反応して反射的にくしゃみが出る現象です。暗い場所から明るい場所に移動した時など、まぶしさと同時に起こります。この反射の強弱・有無には個人差があり、強い光にのみ反応する人もいれば、室内の明かりにも反応する人もいますし、全く反射が起こらない人もいます。
この反射が起こるメカニズムは未だ解明されていませんが、鼻汁分泌をさせる「翼口蓋神経節」と、眼球や瞳孔を動かす「動眼神経系」が結合していることを明らかにしたある研究グループにより、目に入ったまぶしい光の情報が、神経を伝わって「動眼神経副核」に伝えられ、瞳孔を絞らせる反応が起こるのと同時に、「翼口蓋神経節」にも興奮が伝わることで鼻汁分泌細胞群を刺激して鼻汁を分泌させ、くしゃみを誘発するという経路が提唱されています(下記参考資料)。
この光くしゃみ反射にも、遺伝的な傾向があることが研究されております。
これまで知られていたヨーロッパのグループによる研究結果のほかに、2018年、ジーンクエストと国立精神・神経医療研究センターの共同研究により、日本人集団における光くしゃみ反射と遺伝的関連性の高い遺伝子が新たに見出されました。この項目は、ジーンクエストの研究成果を表示しております。
ジーンクエスト ALLの遺伝子解析では、
300項目以上の健康リスク・体質の遺伝的傾向や、祖先のルーツを知ることができます。
さらに、アルコール体質や肥満の傾向など、気になる体質もくわしくチェックできます。