耳垢の特徴に関する項目です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
耳垢のタイプとは?
耳垢は代謝によりはがれた皮膚細胞やほこりを固着させ、外耳道を清潔に保つ役割があります。耳垢の湿り具合は、耳にある分泌腺によるため体臭と関連しています。一般にアジア系の人では乾いたタイプが、ヨーロッパ系の人の間では湿ったタイプが多くなっています。耳かきの起源は日本では江戸時代にさかのぼり、その頃は「耳かき屋」と呼ばれる人がいたそうで、今でも東南アジアでは耳かきを生業としている人がいるようです。一方、ヨーロッパやアメリカなどでは、耳かきではなく綿棒が主流となっているようです。文化や習慣の基盤に遺伝子が関係している、そんなロマンが感じられます。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。