寿命に関与する遺伝子の存在が報告されており、95歳以上まで生きる可能性についての項目です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
95歳以上まで生きる可能性とは?
人間は誰しも加齢とともに身体機能が低下し、壮年期にかかった病気が元で死に至ります。またいわゆる「老衰」が死因であるものは極限寿命と呼ばれます。寿命に関連する遺伝子として、細胞寿命を決定するとされているテロメア長(遺伝子末端の繰り返し配列)を調節するテロメアーゼ遺伝子、活性酸素を除去するスーパーオキシドジスムターゼ遺伝子が同定されています。また、100歳以上の長寿者に多い遺伝子多型の解析も進められていて、ACE(血圧を調整)やAPOE(動脈硬化に関与)、PAI-1(血液凝固に関与)、HLA(免疫応答)、ND2(ミトコンドリア遺伝子でエネルギー代謝に関与)などの遺伝子多型が報告されています。
2012年の日本人の平均寿命は女性が86.41歳、男性が79.94歳です。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。