体質

尿酸値

尿酸の血中濃度に関する項目です。高値では痛風や腎障害、尿路結石と関連します。

データの信頼性 4
アジア系集団での研究 あり(日本人を含む)

尿酸値とは?

尿酸はプリン体の代謝によって生成され血液中に放出されます。通常は尿中に排泄されますが、体内での生成量が多すぎる・うまく排出されないなどの理由から血液中の尿酸値が上昇し、7.0mg/dLを超えると高尿酸血症と診断されます。高尿酸血症の状態が長引くと、血液に溶けきらない尿酸が結晶となって体内にたまり、関節にたまれば痛風、腎臓にたまれば腎障害や、腎臓結石(尿路結石)の原因となります。

名古屋大学病院や理化学研究所をはじめとする研究グループは、日本人集団12万人以上を対象として、血清尿酸値と遺伝子の関連について調査を実施しました。その結果既知の遺伝子座の関連が再現されるとともに、新たに複数の遺伝子座の関与も見出されています。


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データの信頼性とは

★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。

★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。

★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。


当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。

マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。

アジア系集団での研究とは

研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。

この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。

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