体質

空腹時血糖値(糖尿病の指標)

糖尿病の指標の一つ、空腹時の血糖値に関する項目です。

データの信頼性 4
アジア系集団での研究 あり(日本人を含む)

空腹時血糖値(糖尿病の指標)とは?

空腹時血糖値は、HbA1cおよび糖負荷試験(OGTT)2時間値とともに糖尿病の診断指標の一つとなっており、正常域(100mg/dl未満)、正常高値(100~109mg/dl)、境界型(110~125mg/dl)、糖尿病型(126mg/dl以上)と分類されています。境界型は「糖尿病予備群」ともよばれ、正常の6~20倍も糖尿病を発症する方が多い状態です。また既に動脈硬化も始まり、心臓や脳など血管の病気を生じやすくなっています。予備群は何の症状もないといわれますが、リスクを減らすため、早い段階から食事・運動など生活習慣の改善が勧められます。

韓国国立保健研究院の研究グループは、血糖や脂質、肝機能など代謝に関係する9つの体質と遺伝子の関連について韓国人約12万5000人を対象に調査し、さらに日本人16万人以上を対象とした既存の関連研究と合わせ、合計28万8000人以上の東アジア系集団を対象とした大規模な関連解析を実施しました。その結果空腹時血糖値についても関係する遺伝子型が同定されています。

この項目は空腹時血糖値と遺伝子型の関連を表示しています。


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データの信頼性とは

★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。

★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。

★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。


当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。

マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。

アジア系集団での研究とは

研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。

この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。

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