体質

ダイエット(脂質代謝)

ダイエットの観点から、脂質代謝に関わる遺伝子の遺伝子多型と、肥満傾向・体質の関係をお知らせする項目です。

データの信頼性 3
アジア系集団での研究 なし

ダイエット(脂質代謝)とは?

脂質とは生体内で水に溶けないものの総称で、トリグリセリド(中性脂肪)やコレステロールなどがあります。トリグリセリドは、脂肪細胞内ではリン脂質・ペリリピンなどのタンパク質に取り囲まれた「脂肪滴」として貯蔵されています。コレステロールも水に溶けませんが、アポリポタンパク質などが結合して血液中を流れています。脂質は脂肪組織内で貯蔵され、必要に応じてエネルギー源として、また生命維持のために消費、代謝されます。

脂質代謝に関与することが知られている遺伝子に「APOA5(アポリポタンパク質A5)」がありますが、中国人の若者を対象に行われた関連研究の報告から、「APOA5」の遺伝子多型と、肥満傾向、及び、血液中のHDL(善玉)以外のコレステロール濃度やトリグリセリド(中性脂質)濃度にも関連があることが報告されています。

この項目では、脂質代謝に関与する「APOA5」の遺伝子多型のひとつと、肥満・体質の傾向との関係を表示しています。


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データの信頼性とは

★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。

★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。

★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。


当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。

マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。

アジア系集団での研究とは

研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。

この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。

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