ダイエットの観点から、生命活動のための基礎代謝を担う遺伝子の遺伝子多型と、肥満傾向の関係をお知らせする項目です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
ダイエット(基礎代謝)とは?
基礎代謝とは生命を維持するために消費される必要最低限のエネルギーのことで、心臓の拍動や体温の維持に必要なエネルギーなどがこれに当たります。体温は熱産生反応によって維持されますが、特に脂肪細胞での熱生産は交感神経系の調節を受けます。交感神経からノルアドレナリンが分泌されると、細胞表面にある受容体と結合し、細胞内に刺激が伝わります。その刺激を受けてミトコンドリア上のUCPタンパク質がエネルギーを消費し熱を産生します。
交感神経からの刺激を伝えるアドレナリン受容体の遺伝子多型(β2AR:rs1042713、β3AR:rs4994)や、エネルギーを消費するタンパク質の遺伝子多型(UCP1:rs1800592)も、肥満傾向との関係があることが報告されています。
この項目では基礎代謝の維持に働く遺伝子の遺伝子多型と、基礎代謝量や肥満傾向、脂肪の付き方との関係を表示しています。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。