ダイエットの観点から、糖摂取に反応して働く遺伝子の遺伝子多型と、肥満傾向の関係をお知らせする項目です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
ダイエット(糖への応答)とは?
糖質は三大栄養素の一つで、エネルギー源でもあります。食事をして血糖値(血液中ブドウ糖濃度)が上がると、それに反応して膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンが細胞表面にあるインスリン受容体(IR)と結合すると細胞内へブドウ糖の取り込みがおこりますが、エネルギー源として利用する経路や、グリコーゲン・中性脂肪を合成して蓄える経路など、血糖値の上昇をきっかけに細胞内の様々な経路の遺伝子にもシグナルが伝達されていきます。
細胞表面でインスリン受容体と結合して細胞内の様々な化学反応に刺激を伝えるIRS-1という遺伝子の遺伝子多型(rs2234931)と、インスリンによって誘導されて脂肪酸合成やコレステロール合成を調節するINSIG-2という遺伝子の遺伝子多型(rs7566605)も、肥満の傾向に関連があることが報告されています。
この項目では、糖に応答して働く遺伝子の遺伝子多型と、肥満傾向との関係を表示しています。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
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当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。