たくさん汗をかく体質かについての項目です。
データの信頼性 | |
---|---|
アジア系集団での研究 | あり(日本人を含む) |
汗のかきやすさとは?
汗は全身にある汗腺で作られ、皮膚の表面に送り出されます。
汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類があり、このうちエクリン腺はほぼ全身の皮膚、アポクリン線はわきの下や下腹部など限られた部位に存在しています。
発汗は主に体温調節に関与しますが、汗をかく要因とシーンとしては以下の3つがあり、発汗する汗腺にも違いがあります。
・体温調節 : 暑い、熱がある、運動など。エクリン腺から発汗。
・精神的緊張: ストレスや興奮、緊張(冷や汗)など。エクリン腺、アポクリン線から発汗。
・味覚刺激 : 辛い物、刺激物を食べたときなど。エクリン腺から発汗。
2018年、東京女子医科大学らの研究グループにより1万人以上の日本人を対象にして実施された、皮膚科に関する複数の体質についてのwebアンケート結果と遺伝子との大規模な関連解析の結果、汗のかきやすさの個人差についても遺伝子と関係していることが見出されました。
この項目では、汗のかきやすさについて、遺伝子型との関係を表示しています。
汗のかきやすさの遺伝的傾向を調べてみませんか?
遺伝子解析サービス ジーンクエスト ALL では、汗のかきやすさを含む、 350項目以上の健康リスクと体質の遺伝的傾向を知ることができます。
データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。