入れ歯装着と遺伝子の関連についての項目です。
データの信頼性 | |
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アジア系集団での研究 | なし |
入れ歯とは?
義歯とも言い、部分入れ歯・総入れ歯があります。国内では50代くらいから、入れ歯など失った歯を補うための何らかの人工物を装着する人が増え始め、60代で半数以上、80代では約90%の人が使用しています。歯を失う理由は虫歯由来が最も多く、次いで歯周病となっています。高齢時には残った歯の本数が多いほど寿命が長くなるという報告もあります。またしっかり噛めることで踏ん張りが効いて転倒(骨折・寝たきり)予防になり、噛む刺激は認知症予防にもなります。歯を大切にするのはもちろんのこと、もし歯を失っても、きちんと入れ歯を装着すれば健康寿命を延ばすことにもつながります。
スウェーデン、ウメオ大学歯学部をはじめとする研究グループは、ヨーロッパ系集団合計48万人以上を対象として、歯科疾患と遺伝子やその他の健康情報との関連について調査を行いました。その結果、入れ歯(義歯)に関連する遺伝子型も見出されています。
この項目では入れ歯(義歯)装着の可能性と遺伝子型の関連について表示しています。
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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。