
長時間座る生活習慣としての、余暇のパソコン類使用時間についての項目です。
| データの信頼性 | |
|---|---|
| アジア系集団での研究 | なし |
パソコン類使用時間(余暇)とは?
座ったり横になることで、エネルギー消費量が1.5メッツより少ない覚醒時の行動は「座位行動」とよばれています。日本は世界的にも座位行動の時間が長いことが知られており、世界20か国で比較した研究では、座位時間の中央値は日本が最も長かったと報告されています。
現代社会では、仕事や学業以外の余暇時間でも、パソコンやスマートフォンなどのモバイル機器を使用することで長時間の座位行動をとる機会が多くなっています。総務省の調査では、年齢が下がるにつれてインターネットの使用時間が長くなり、10-20歳代では休日1日の平均で5時間以上、スマートフォン等を用いてインターネットを使用していることが明らかになっています。
長時間の座位行動について、運動器障害、循環器疾患、がん、2型糖尿病などの全身の健康リスクに加え、認知機能低下リスク、さらには全死亡リスクの増加との関連が知られています。また、中高生を対象とした調査では、スマートフォン等の使用時間の長さと睡眠問題の間に強い関連が示されています。
一方で、中強度以上(比較的強め)の身体活動を行うことで、健康への悪影響を軽減できる可能性が示されています。また、座位行動の間、立ち上がるなどでこまめに中断(Break)することで、血糖値や中性脂肪等の改善がみられたという報告もあります。このため若年者であっても、じっと座り続ける時間を短くし、日常生活の中で意識的に身体を動かすことが推奨されています。
オランダ、アムステルダム自由大学を中心とする研究グループは、調査実施時点までの大規模遺伝子研究と新たな解析結果を整理し、さまざまな病気や体質に共通する遺伝的要因を調べました。その過程で実施した30万人以上のヨーロッパ系集団を対象とした解析により、座位行動の一例である「余暇のパソコン類視聴時間」も、複数の遺伝子領域と有意に関連することが見出されました。※調査当時はパソコン・ラップトップ使用時間が対象。

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データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。
★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。
★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。
★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。
マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
アジア系集団での研究とは
研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。
この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。
