体質

運転時間

長時間座る生活習慣としての、車の運転時間についての項目です。

データの信頼性 3
アジア系集団での研究 なし

運転時間とは?

座ったり横になることで、エネルギー消費量が1.5メッツより少ない覚醒時の行動は「座位行動」とよばれています。日本は世界的にも座位行動の時間が長いことが知られており、世界20か国で比較した研究では、座位時間の中央値は日本が最も長かったと報告されています。

座位行動と疾患に関する研究は、1950年代のロンドンの2階建てバスにおいて、座ったまま勤務する運転手は、車内を歩き回る車掌に比べて冠動脈疾患の発症や死亡リスクが高かったという報告に端を発します。その後の研究により、現在では、長時間の座位行動は、運動器障害、循環器疾患、がん、2型糖尿病などの全身の健康リスクや、認知機能低下リスク、全死亡リスクの増加と関連することが知られています。

運転においては長時間下肢の動きが制限されるため、いわゆるエコノミークラス症候群のリスクも懸念されます。さらに、連続運転時間が一定時間を超えると環境への反応が鈍くなる傾向がみられることや、長時間の連続運転を行っている車両の比率が高い状況は事故発生リスクの上昇に関連する可能性も報告されています。

長時間の運転の際には、なるべくこまめに車を降りて休憩をとり、身体を動かすこと、深呼吸や水分補給を行うことが大切です。

オランダ、フローニンゲン大学をはじめとする研究グループは、40万人以上のヨーロッパ系集団を対象として、テレビ視聴やコンピュータ使用、車の運転といった座位行動と遺伝子の関連について調査し、さらにそれらの座位行動と冠動脈疾患の因果関係についても統計的手法を用いて解析しました。この過程で、「車の運転時間」についても、いくつかの遺伝子領域と有意に関連することが明らかになりました。


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データの信頼性とは

★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。

★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。

★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。


当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。

マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。

アジア系集団での研究とは

研究対象が日本人以外である場合、結果が必ずしも日本人に当てはまるとは限りませんが、アジア人の場合は適応できる可能性が高いと考えられます。日本人以外のアジア人対象の研究(エビデンス)を含むかどうかを項目毎に示しています。

この項目は、ポリジェニックスコアを採用しています。

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