楽しい宴会のために

特に年末年始や歓送迎会のシーズンというのは、職場などで酒席が設けられる機会が増えるものです。「あの歓送迎会(新年会・忘年会)は楽しかったね」と話せるようにするためには、アルコールとの付き合い方を全員が正しく知っておく必要があります。

アルコールの強要は絶対にNG!

「上司の酒が飲めないのか」というような言い回しは、今では随分減っているようですが、
飲酒の強要は絶対にしてはいけません。上下関係や伝統、集団によるはやしたて、罰ゲームなどといった形で心理的な圧力をかけて追い込んではいけません。
体質によっては、お酒を飲むと命に関わる人もいます。

法令遵守と周囲への配慮

お酒を無理やりすすめることももちろんいけないことですが、20歳未満に対しては絶対にすすめてはいけません。

また、飲酒運転も絶対にしてはなりません。ハンドルキーパーを買って出ている人がいるのならば、絶対にお酒をすすめてはいけません。また、全員が飲んだという場合は、公共交通機関やタクシー、代行、あるいは家族の迎えを利用して帰りましょう。

お酒を飲むことで、気や声が大きくなったり、手足の動きが大雑把になったりすることがあり、周囲に迷惑をかけることがあります。加えて、セクハラ・モラハラに結びつく可能性も大きくなります。

適正量の飲酒・正しい飲酒を心がけて、宴会を楽しみましょう。

参考文献・資料

  • 公益社団法人アルコール健康医学協会 NEWS&REPORT Vol.13 No.21 令和2年3月号
  • 公益社団法人アルコール健康医学協会 NEWS&REPORT Vol.13 No.21 平成19年11月号

知っておきたい飲酒の教養

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